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【デイサービス】介護送迎車両の置き去りに注意!導入すべき置き去り防止システムとは?

自宅から福祉施設へ行くデイサービスでは、送迎車両を利用して通うという高齢者が多いです。

しかし近年、送迎中になんらかの理由で高齢者が見落とされ、置き去りにされる事件が多発しています。

2022年9月には幼稚園の送迎バスで園児が置き去りにされ、熱中症になり死亡した事件が日本全土で話題になったことがありました。

同様の事故はデイサービスの送迎バスでも起きており、被害者になるのは子どもだけとは限りません。

▼この記事はこんな人におすすめ
・介護の送迎バスへ置き去り防止措置を講じたい人
・安全を確保するためにベストな措置を知りたい人
・置き去り防止のためにできる対策を考えている人

デイサービスをするということは、人の命を預かるということ。

うっかりミスが人の命を奪いかねないからこそ、可能な限り高い確率で安全を確保できる対策を講じる必要があります。

結論としては、安全を確実に確保するための機械的なシステムを導入するのがベストな解決策です。

なぜなら、人間はどうしても「思い込み」をしてしまうものなので、人の力だけを頼りに安全確保するのは不十分だからです。

▼この記事でわかること
・送迎バスで起きた事件と原因
・置き去りを無くすための解決策
・ブザーシステムの仕組みとは

この記事では、デイサービスで実際に起きてしまった送迎バス置き去り事故をもとに、具体的な解決策をお伝えします。

【デイサービス】介護送迎バスで起きた置き去り事故の原因とは?

幼稚園の園児が置き去りにされてしまった2022年の事故は、あらためてバスへの置き去りがいかに危険なことかを周知させたことでしょう。

この事故を受け、子供の親たちはあらためて幼稚園の管理状態に目を光らせ、我が子の安全を確認することになりました。

しかし、バスへの置き去りは子供だけでなく、高齢者にも起こりうることです。

高齢者でも同じように、置き去りが起きてしまう原因は主に下記があげられます。

・眠ってしまって気づかれない
・認知症を抱え自分で判断ができない
・静かに横たわっていて気づかれない

主な理由は、眠って静かにしていたため運転手の降車時に気づかれず、置き去りにされてしまうケースです。

横たわって寝ていた場合の他にも、突然の体調不良により意識混濁が起きて倒れていた場合などに、運転手が見逃してしまうことがあります。

他の利用者をおろすことで手一杯だった運転手は、後席を見渡して全員降ろしたと「勘違い」して、置き去りが発生してしまうという流れです。

【デイサービス】介護送迎バスで置き去りが発生!解決策とは?

デイサービスの送迎バスで置き去りが発生しないよう、普段から従業員が気をつけることが最重要です。

では、具体的にはどうすべきでしょうか?

▼置き去り防止のための解決策
・後部座席を絶対に確認する手段を導入する
・万が一置き去りが発生した場合の解決法を備える
・安全装置システムを導入する

そもそも置き去りが発生しないよう、運転手が必ず後部座席を隅々まで確認する決まり事を作っておくことは重要です。

さらに、万が一置き去りが発生してしまった場合、取り残された利用者が自分でSOSを発信できるようにするなど、

最悪の事態を想定した解決法も用意しておく必要があります。

しかし、上記はいずれも人間の「意識」の範囲内でおこなうものであり、ミスが起きてしまうものだからこそ過去の事故が発生してきました。

そこで決定的な解決策となるのが、「安全装置システム」の導入による自動化です。

安全装置システムの導入は必須!必要な理由とは?

今まで事故を起こしてきたどの幼稚園や介護施設も、意図的に置き去りをしたことはなかったはずです。

それでも事故が起きてしまったのは、人間の確認だけでは不十分だったからです。

・ヒューマンエラーをなくせる
・職員の負担を減らせる
・利用者が安心できる

人の力だけではどうしてもカバーできない部分を補うのが、安全装置システムの役割です。

どれだけ人が気をつけていても「まさか起こるはずない」と思うミスが起きてしまうことを「ヒューマンエラー」と言います。

ヒューマンエラーは、日頃の意識とは関係なく、人の状況や環境が少し異なるだけで起きてしまうものです。

安全装置システムは、そんな人間だけではカバーしきれない部分を自動化することでおぎないます。

さらに自動化により「万が一にも対応できる」という点で、職員の心の負担を減らし、利用者にも安心を与えることができるのが、安全装置システム導入の魅力です。

【バス送迎】置き去り防止措置:ブザーシステムとは?

置き去り防止措置を導入するなら、まずブザーシステムから検討することをおすすめします。

今回ご紹介するブザーシステム「SOS-0006」は、

韓国などの置き去り防止措置導入が義務化されている国ですでに義務化対象として導入されており、実績のある製品です。

▼SOS-0006の特徴
①後方確認を強制できる
②取り残された人がSOSを発信できる
③ヒューマンエラーに気づける

SOS-0006の特徴について、詳しく解説します。

SOS-0006の特徴①:後方確認を強制できる

「SOS-0006」は、車内後方に「確認ボタン」を設置することで、エンジンを止めた運転手が必ず後方まで足を運ばなくてはいけなくなるシステムです。

エンジンを停止した後5分以内に確認ボタンが押されなかった場合、大音量のサイレンが鳴るよう設定されています。

音声ガイダンスによる補助もあるため、確認し忘れたことに気づかないというケースを防止します。

▼音声ガイダンスが流れるタイミング
・エンジン始動時
・エンジン停止時
・安全モード解除時

エンジンを始動したときにも音声ガイダンスが流れるため、万が一装置が故障してしまったときにも気づけるようにシステム化されています。

パッと見て「大丈夫だろう」と認識するのではなく、運転手が後方まで足を運んで確認することを必須にするというシステムです。

SOS-0006の特徴②:取り残された人がSOSを発信できる

万が一なんらかの理由で人が車内に取り残されてしまった場合にも、車内からSOSを出せるよう「非常用ボタン」が設定されます。

非常用ボタンは子供の力でも押せるように作られたボタンで、高齢者も手の届く場所に置かれるため安心です。

エンジンが停止している状態のときのみに作動するため、運転中に誤ってボタンが押されパニックになる心配はありません。

SOS-0006の特徴③:ヒューマンエラーに気づける

人は誰しも、思い込みをしてしまうものです。

つまり、「後方まで確認したはず」や、「後方にある確認ボタンを押したはず」という思い込みで万が一後方確認を怠ったことに気づかない場合も考えられます。

このような思い込みが発生した場合にも車外に向けて大音量のサイレンが流れるため、強制的に異常を察知することが可能です。

「SOS-0006」は、人が起こしうるミスを自動的にカバーしてくれるよう設定されています。

【デイサービス】置き去りが起きないために今できること

デイサービスは、心身ともに苦労の絶えない仕事です。

だからこそ、普段どれだけ真面目に気をつけていても、少しコンディションが異なるだけで事故が起きてしまいます。

特に園児の置き去り死亡事故が起きた後、「置き去りが起きないよう今まで以上に厳重に注意していて当然」という考えが高まりはじめました。

万が一のことが起きてしまったときには、利用者の信頼はなくなり、後悔は一生ものになり残ってしまいます。

利用者の命だけでなく、スタッフの方の心を守るためにも、今できる措置を施してはいかがでしょうか。

また、補助金対象装置の「SOS-0006」も取り扱っております。詳細は下記よりご覧ください。

2023年2月、内閣府「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のリスト」に掲載。

品番:SOS-0006
認定番号:A-007
製造メーカー:株式会社TCI
装置の方式:降車時確認式

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