皆さんこんにちは。
セミトレーラーに取り付けられるバックカメラについてご紹介します。
専門業者に依頼すると、工賃や時間のコストがかかるし…。
そもそもセミトレーラーにバックカメラとかって取り付けできるの…??
上記の疑問を解消します。
セミトレーラーとは
セミトレーラーとは、トラクターのカプラと連結させることで、荷物を運ぶことができるトレーラー(被牽引車)のことです。
セミトレーラーは、動力がなく、単体で走ることはできません。
陸上輸送の中でも、特に利用されるのがセミトレーラーで、さまざまなものを大量に運搬するのに適しています。
セミトレーラーの種類
セミトレーラーには、さまざまな種類がありますが、今回はその中から3つピックアップしてご紹介します。
①スタンション型
荷台の周りに立っている数本の棒(スタンション)がついているものを、スタンション型と言います。
スタンションは、主に荷物が動くのを阻止する役割を持ち、木材などを載せるために使用されます。
②あおり型
あおり型には、荷物の落下を防ぐための固縛タイプ(主に雑貨や瓦など)と、固縛なしタイプ(主にスクラップ用材など)の2種類があります。
③コンテナ型
コンテナ型は、シャーシの4隅にコンテナを固定できるロックがついているトレーラーです。船にコンテナを運搬するための海上コンテナトレーラーなどに使用されます。
セミトレーラーによる事故
セミトレーラーによる事故は、未だに発生しており、特にバック時やカーブ時など、トレーラー特有の死角が発生した際に起こりうることも多いです。
セミトレーラーの安全対策
セミトレーラーをはじめ、トレーラーの運転は、牽引車と被牽引車で動きがとても難しいと言われており、
安全対策もより一層注意する必要があります。
大きくできる対策としては主に下記になります。
日常的な整備・点検
メンテナンスや整備を放置することで、故障する原因になるだけでなく、ボタン動作の挙動の精度が下がってしまう事があります。
定期的なメンテナンスを実施しましょう。
安全意識の徹底
ハンドル操作やレバー操作のミスや、正しい乗り方の方法などを徹底しないと思わぬ事故に巻き込まれる可能性があります。
日常的に乗り方講習を実施することなどで、運転手の安全意識の徹底を図りましょう。
コミュニケーションの徹底
「そこに人はいないだろう。」という思い込みが思わぬ事故を引き起こす可能性があります。
確実に人はいなくとも、指差し、声出しを習慣化する事で、未然に防げる事故もたくさんあります。
指差し、声出しなど、コミュニケーションの徹底を実践しましょう。
安全装置の導入
人間の目や耳だけではどうしても検知できない事もあるかと思います。
そんな時に役立つのがバックカメラやバックセンサー等の安全装置の存在です。
安全装置を導入することで、死角なども見えるようになり、防げる事故が増えます。
上記を徹底する事で、防げる事故はかなり多くなるでしょう。
最後の安全装置について、もっと掘り下げてお話したいと思います。
セミトレーラーの性質によるバックカメラ導入の障壁
とはいえ、セミトレーラーは連結・切り離しが前提である以上、バックカメラなどの安全装置の導入という側面ではトラックに対して後れを取っているのも事実です。
なぜなら世の中にあるバックカメラの多くは有線であり、モニターとカメラをコードで繋ぎます。
ただ、セミトレーラーに有線のバックカメラを取り付けていると、トラクターと荷台を切り離してしまう際に、バックカメラの線も断線してしまう事になってしまい、
結果的にお互いのメリットを相殺してしまうため、トレーラーと有線バックカメラはうまく共存できないという課題がありました。
そのため、セミトレーラーにバックカメラを取り付けるとなると、基本的に無線のワイヤレスカメラを装着する必要があるということになります。
ワイヤレスカメラであれば、モニターとカメラを繋ぐコードが無いため、セミトレーラーとは相性がばっちりです。
ただ、ワイヤレスカメラにも盲点があります。
世の中に出回っているワイヤレスカメラの多くは、ワイヤレスと謳っていながらも、カメラの電源作業が必要で、
結局は配線作業をしなければなりません。
つまり、トラクターとトレーラーを切り離す度に、配線を繋ぐ作業が必須になります。
一回の配送ならまだしも、毎回となるとやってられませんよね。
TCIのTRAIL CAMERA
上記の障壁が大きく、セミトレーラーに対するバックカメラの設置のハードルは高いままでした。
そこで私たちは考えました。
どうにか配線作業が不要で、セミトレーラーと相性抜群のバックカメラを生み出せないかと。
さまざまな試行錯誤を経て、この度誕生したのが、
TCIのTRAIL CAMERAです。
TCIのTRAIL CAMERAは、ワイヤレスであることはもちろん、カメラの電源作業も不要です。
なぜならカメラを ”磁石” で取り付ける仕様だからです。
「え、磁石だとすぐ落ちちゃうんじゃないの?」
と思ったそこのあなた。
TRAIL CAMERAはネオジム磁石という、数ある磁石の中でも特に協力な磁力を2つも使用しております。
成人男性が結構な力で引っ張ったとしても外れる事はありません。
そして、2万回の耐振動テストも難なくクリアしており、振動での脱落の心配もありません。
(参照:【最新版】 フォークリフトによる事故事例と安全管理について)
ですので、セミトレーラーにも完全に相性抜群です。
上記の通り、磁石での取付のため、業者を呼んでの取付工事が不要であり、
またそれに付随する工賃も一切かかりません。
参照として一般的な有線式のバックカメラ取付工賃を記載しておきます。
・2tトラック 30,000円前後+出張費
・4tトラック 45,000円前後+出張費
・重機や特殊車両 50,000円前後+出張費
これは取付一回に対する金額ですので、取り外しの際も同様に工賃が発生します。
それに対してTRAIL CAMERAは取り付け時も取り外しの際も0円です。
業者を呼ぶ手間、取り付けにかかる費用、作業時間をすべて排除したカメラなのです。
そして、技適マークも取得しており総務省より使用の認可をいただいていますので
電波法にも抵触せず、安心してお使い頂けます。
また、カメラとモニターの 伝送距離も最大70メートル を保証しており、
車両の規格等も気にせず、安心してお使い頂けます。
まとめ
今回は、セミトレーラーと相性抜群のTCIのTRAIL CAMERAについてご紹介しました。
セミトレーラーは一度に大量の荷物を輸送できるという利便性もありながら、バックカメラの導入が難しいという性質上、
なかなかバックカメラの普及が進んでいませんでした。
そんな痒い所に手が届けば、という思いで今回TRAIL CAMERAを製造致しました。
安全に気を付けても気を付けすぎるという事はありません。
起こそうと思っていなくても起きてしまうのが事故だと思います。
そんなセミトレーラーのドライバーの皆様の安全管理に対して、TRAIL CAMERAが少しでもお役に立てれば幸いです。
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